Airitech株式会社は、ESG管理ツール「IBM Envizi ESG Suite」(以下、Envizi)の導入支援を始めとするサステナビリティ・ESG対応支援事業を開始しました。当事業では、主に Enviziを基幹ツールとして活用し、監査(第三者保証)に耐えうるデータ・証跡管理や、CSRD(※1)等の国際的情報開示フレームワークに準拠したレポート作成、脱炭素化施策の加速等、企業のESG関連業務全体の精確性・効率性を格段に向上させるソリューションを提供します。
目次
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背景
サステナビリティ・ESG情報については、IFRS(※2)財団 ISSB(※3)より情報開示基準の国際的ベースラインが提示され、欧米では開示情報の第三者保証が義務付けられるなど、企業に信憑性ある精確な情報開示を求める動向がグローバル規模で顕著です。
日本国内においては、SSBJ(※4)が2024年3月29日に国内開示基準の草案を公表し、IFRS財団ISSBのグローバルな統一的基準に概ね準拠する方向で開示基準確定に向けた検討を進めており、開示情報の第三者保証も欧米と同じく義務化される見通しとなっています。
また、ESGのような非財務情報は財務情報と同等に扱われ、同時に公開されるべきとする見方も強まっていることから、データの精確性のみならず、情報開示をタイムリーに行うための業務スピード・効率も重要度を増しています。更に、情報開示基準をクリアした上で、肝心のカーボンニュートラルに向けた脱炭素化施策で成果を上げ、国内外の投資家へアピールし投資を勝ち取るという新たな競争も企業間で熾烈を極める流れにあります。
このように、ESG情報を監査に耐えうる形で精確に一元管理し、データ収集・分析やレポート作成等のサステナビリティ関連業務を全面的に効率化した上で、脱炭素化施策で結果を出すための先進的ITツールを導入することが、企業にとって必須になりつつあります。
上記の動向を踏まえ、企業様のニーズに応えるべく、Airitechはこの度ESG管理ツール「Envizi」を中心とした「サステナビリティ・ESG対応支援事業」を開始しました。当社は創業以来、システムのトラブルシューティング・品質改善サービスを主たる事業として実績を重ねて参りましたが、その中でプロセスマイニングやビッグデータ、AI活用の領域へも事業展開し、システム連携や先端領域において広範に渡る技術・知見を蓄積して参りました。このような当社の技術的蓄積が、Enviziの導入支援はもちろん、Enviziと他の最先端ツールとの連携においても存分に活用され、企業様のESG・サステナビリティ領域においてブレイクスルーをもたらすと考えております。
※1:CSRD:企業サステナビリティ報告指令(Corporate Sustainability Reporting Directive)
※2:IFRS:国際財務報告基準(International Financial Reporting Standards)
※3:ISSB:国際サステナビリティ基準審議会(International Sustainability Standards Board)
※4:SSBJ:サステナビリティ基準委員会(Sustainability Standards Board of Japan)
当事業の中心となるESG管理ツール「Envizi」について
Enviziは、企業の透明性ある情報開示と脱炭素への取り組みを実現するESG データ管理プラットフォーム(SaaS)です。製造業、金融機関、不動産等、業種・業界を問わず幅広い大手企業から支持を受けており、グローバルで175か国、190以上の顧客に導入した実績があります。20年以上積み上げた豊富なベストプラクティスを有し、エンタープライズ向けカーボンマネジメント・ソフトウェアの市場においてはリーダーとしての地位を確立しています。
主な特徴は以下の3つです。
(1)監査(第三者保証)に耐えうる精確なデータ&証跡管理
(2)データ収集・分析・レポート作成等のESG業務全体を、1つのツールで一元管理し効率化
(3)変化への対応力:フレームワークや排出係数の更新・変化に自動で追従。さらに、状況に応じて、段階的な機能追加や、AI等の最先端ITツールとの連携、各事業部の管理システムとの連携が可能
コスト削減効果
インフラのご利用状況によりますが、約20〜30%の削減が見込めます。
Airitechの熟練エンジニアによるシステム運用コストの診断・改善支援
- Airitechの熟練エンジニアが、「システムの運用コストの見直しプラン」をご提案します。
- 必要に応じて、貴社のシステム環境に、コストの診断ツールをインストールします。
- 診断ツールの初期設定、運用時のトラブルも、弊社エンジニアが行います。
- 月1回レポートを発行し、システム改善のご提案を行います。
コスト診断ツールの画面例
1. アプリケーションリソースの使用状況を可視化
アプリケーションリソースの使用状況が、一目でわかります。
2. 最適化のためのアクションを表示
アクションボタンを押すと、リソースを最適化できます。
3. コストを計算、いくら削減できるかを提示
アプリケーションリソースの消費量に応じたコストを計算し、削減できるコストも提示します。
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